スマイル日記

塗装後のカラーベスト屋根の雨漏りは何故起こる?前編(岐阜市 塗装)

DATE 2017年1月16日 (月)

こんにちは。

プロタイムズ岐阜南店/株式会社南部建装の大石です。

 

今回は、塗装工事後のスレート屋根「以下(カラーベスト)という」の雨漏りについてご紹介したいと思います。

塗装をすると言うものは美観性という点ではもちろんありますが、何と言っても防水効果。

本来は雨漏り防止の為に塗装工事にて防水を保ちます。

が、

ひとつ間違えると塗装したことによって雨漏りを起こしてしまうケースがございます。

その代表と言えるのがスレート屋根(カラーベスト)になります。

 

カラーベスト

カラーベストとは、実は内容成分の85%がセメントで出来ています。

その為、塗膜の防水効果が低下してきますとスレート内部に水が吸水されてしまいます。スレートは厚さ4.5㎜しかない中、

冬や夏を繰り返しひび割れを誘発してしまいます。セメントだけでは弱いので石綿を15%入れて強化にしています。

その石綿ですが、少し前にはかなり問題となりました「アスベスト」が使われておりました。材質としては強度は強かったですね。

ですが、アスベストが入っているスレート屋根材は防水効果の低下によって素地が出てしまい風に乗って繊維を撒き散らし、

問題となり、アスベストが入っていない商品が出だしたのが2000年から2004年。

この頃の商品は、時期を向かえても塗装工事不可となっています。理由は、乗っただけで割れる・歩けば割れる!という非常に強度が無い商品で塗替えはまず不可でした。

それ以降技術も発達し、今ではアスベストが入っていた時と同じ程の強度な商品に変わっております。

 

 

屋根の構造と雨漏りの因果関係

  図1

 

上記は屋根を断面にしたものになります。

 

屋根の構造(右下から)は、木組み(軒裏)の上に0.9㎜~1.2㎜の野地板を張り、防水シートを貼ってあります。

 その上に厚み4.5㎜のカラーベストを乗せ、長さ38㎜の釘で打ち付けて固定しております。

ということは、建築基準では釘が軒裏に貫通している状態なのです。

 

そこで、

 

塗装したばかりの屋根でこそ雨漏りに注意!!

新築時はいいですが、経年劣化が始まり、塗替えの時期!!

塗装したら雨漏りが、、、なんて事が年間300件以上起こっています。

 

カラーベストは

図2

この様に一枚一枚が段違いになって貼り付けてあります。

塗替えをして綺麗になりますが、図1の中で屋根材と屋根材の隙間が(塗料)で埋まってしまっています。

その為、雨が降って中に入った水は出口を塞がれ行き場を無くし、「逆流」して釘をつたい屋根裏に水が入ってしまうという事です。

非常に怖い事です。

 

こちらが、実際に診断を行った際の映像です。

 

縁切り診断時

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対処方法は「第2弾」

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