スマイル日記

塗装の重要性(東京タワー編~)

DATE 2020年10月7日 (水)

こんにちは、㈱南部建装・プロタイムズ岐阜南店の早野です。先日東京タワーについて話を聞く機会があり、驚かされる事や、ためになる事があったので少しお伝えしたいと思います。東京のシンボルである東京タワーですが、1958年に完成しました。当時は鉄塔なんて、何年ももたずにサビて崩れてしまうだろう、と言われていたそうです。しかし、竣工後60年以上経過した今でも、健全な状態で電波塔としての機能や美観を保持しています。なぜこんなに長い間保たれてきたのか?建築構造者の内藤多仲匠は、建てた後のメンテナンスが非常に大切な事に着目し、必ず5年に一回の塗装の塗り替えを徹底されたそうです。

塗装の塗り替えは一軒家ですらしっかりと行うと約3週間は掛かり簡単な工事ではありません。それが東京タワーとなれば壮大な塗り替え工事になります。

塗り替え面積は約9万㎡(約東京ドーム2個分)

塗料の量、総計3万4千ℓ(下塗り+中塗り+上塗り)

職人さんの数、約4200人

電波の影響を避ける為、木製の足場を組まなければならない。

営業時間外の23時~7時までの夜中に塗らなければならない。等々…

想像を超える大掛かりな塗替えを、開始から約一年かけて完了させます。

これだけの工事でありながら手を抜かず行なってきたのには、そうしなければあっという間にタワーが傷んで崩れてしまうと言う計算が出ていたのでしょう。1958年に竣工以来、2019年の第11回塗装工事までの間、4年から6年毎に全面的な塗装工事を実施しています。ここでの塗装使用の基本的な考え方は、素地金属の防錆上の観点から、下地調整された補修塗りは既存塗膜の劣化部のみに留め、健全部の塗膜はそのまま下地として生かし、その上に中塗り・上塗りを全面に塗装するシステムを取っているそうです。この塗り替え工事を一例として鉄塔の長寿命化と環境負荷低減への働きについて研究者の報告も出されています。最近では塗料の効力の向上により塗り替え間隔は伸びているそうですが、タワーの維持には塗装の塗り替えが最重要であり、塗り替えの上で成り立っているのだと分かりました。お家の外壁や屋根もまた同様に塗装をすることで何十年と家が保たれるのだと、塗装の重要性を再確認しました。大切な我が家を維持するには、塗装の塗り替えが最も重要なんですね(vv)

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